皆さんが、妊娠・子育てを行う際に悩まれること、
困ったりすることの中から、
共通的にお答えできるような内容をピックアップして
Q&A形式で掲載しました。
ぜひご参考になさってください。
またここに無いようなご質問や疑問点、
さらにご意見、ご感想などもお気軽にご連絡下さい。

目次

子育て
Q1 さかさまつ毛が心配です(4か月児)。
Q2 いびつな頭は治りますか(2か月児)。
Q3 ほっぺの内側に白い乳かすのようなものがついて取れません(4か月児)。
Q4 生まれつき歯が生えています。どうしたらよのでしょうか(1か月児)。
Q5 歯の生え方が遅いようなので気になります(10か月児)。
Q6 泣いたり、おっばいを飲んだ後に、のどがひゅうひゅうなります(1か月児)。
Q7 昼間はよく眠り夜はミルクをあげても飲まずに泣いてばかりで困っています(満1か月)。
Q8 かぜ薬は母乳に影響はないですか?
Q9 哺乳ビンの消毒はいつまで続ければよいのでしょうか。
Q10 夜に1〜2回母乳を飲みます。そろそろ断乳したいのですが(11か月児)。
Q11 一歳ですがやっとつかまり立ちする程度で歩きません。
Q12 自分の玩具があるのに人のものを欲しがります(2歳2カ月)。
Q13 我が儘を通さないと気がすまない性格で困っています。(1歳)

産後のお母さんの事
Q1 授乳中でも月経はくるのでしょうか。

妊娠中についてのQ&Aはこちらへ

 子育て

1. さかさまつ毛が心配です(4か月児)。
赤ちゃんのまつ毛はとても柔かくて生まれた時からなので赤ちゃんは意外と平気です。成長すると顔が次第に締り、まぶたが下にひっぱられるので一歳ごろには自然に治ります。一歳すぎても治らない場合は視力への影響もあるので眼科医に相談して下さい。

2. いびつな頭は治りますか(2か月児)。
多くは自然に治ります。あまりひどいと矯正が必要になります。矯正枕は効果がありません。寝返り前の赤ちゃんなら背中のほう全体に、例えばバスタオルを太巻きにして当てがったり、向かせたい方に興味をもつ玩具を置いたり、明るい方同を向けて寝かせるなどしてみて下さい。お母さんもそちらから話かけて下さい。また寝かせっぱなしにせず抱っこし、からだを動かしてあげて下さい。首が坐ってからだを自由に動かせるようになれば目立たなくなるでしょう。少々のことで脳への影響はありません。

3. ほっぺの内側に白い乳かすのようなものがついて取れません(4か月児)。
無理に取らないで下さい。鵞口瘡(がこうそう)といってカンジダというカビの一種による感染症です。もしも哺乳量が減るようだったら薬を塗るとよくなるので医師に診てもらいましょう。


4. 生まれつき歯が生えています。どうしたらよのでしょうか(1か月児)。
これは先天性の歯で、乳歯が早くできた場合とよぶんな歯の場合とあリます。この歯のために舌に潰瘍ができたり授乳の時お母さんの乳首が傷つくようなら抜歯したほうがよいと思います。グラグラしている場合でも自然に抜けたときに飲み込んでしまう恐れあるので抜きましょう。何も問題がなければ放って置いて構いません。抜歯は簡単で麻酔も必要ないことが多いです。

5. 歯の生え方が遅いようなので気になります(10か月児)。
早い子で四か月ふつうは六か月から一歳くらいの間に生えはじめます。全く生えない病気はまれで他に問題がなければまず心配ありません。一歳二か月頃まで様子をみて生えてこなかったら歯科医に診てもらいましょう。


6. 泣いたり、おっばいを飲んだ後に、のどがひゅうひゅうなります(1か月児)。
赤ちゃんは下顎の発育が十分でなく、のどが狭いために泣いた後やおっばいを飲んだ後のようにのどに唾液やおっぱいがある時に息を吸ったリ吐いたりするとゼロゼロ音がします。また気管の入口には喉頭蓋という蓋があり食べ物が気管に入らないようにしているのですが、赤ちゃんはこれが軟らかいため、泣いたり息を吸い込むときに気管のほうへめくれて息の通り道が狭くなりぜいぜい、ひゆうひゅうときこえます。一か月の赤ちゃんに喘息はありません。


7. 昼間はよく眠り夜はミルクをあげても飲まずに泣いてばかりで困っています(満1か月)。
昼と夜のリズムは主として日照の時間で作られるもので生後徐々に獲得されていくものです。昼は部屋を明るくして刺激を与え夜は少々泣いても放っておくか、添い寝してみて下さい。夜寝る前にお風呂に入れておっぱいを十分あげる方法も試してみて下さい。個人差がありますが二十四時間リズムができあがるのは生後二か月頃です。

8. かぜ薬は母乳に影響はないですか?
母乳をやめる必要はありません。妊娠中に比べて催奇形性はないので神経質になることはありません。一週間程産では全く問題はないといっていいでしょう。いずれにしても医師の指示をうけて服用して下さい。授乳直後にのむのがいいでしょう。

9. 哺乳ビンの消毒はいつまで続ければよいのでしょうか。
赤ちゃんは感染を防ぐからだの働きが不十分です。お母さんから貰った免疫グロブリンも、生後2〜6か月には低くなってきます。重症感染症の多い生後3〜4か月までは消毒が必要です。その後の赤ちゃんは自分の手や衣類などを吸うので哺乳ビンだけ消毒しても無意味になります。

10. 順調に育っていますが夜に1〜2回母乳を飲みます。そろそろ断乳したいのですが(11か月児)。
栄養的にはあまり意味はありませんが、赤ちゃんが求めれば一歳半から二歳くらいまでは母乳を吸う楽しみを与えてあげて下さい。まだまだ甘えたい時期です。無理やり止めようと考えないで赤ちゃんとよく触れ合って下さい。精神的に不安のない環境の中で自然に母乳から離れていきます。あせらないで赤ちゃんの自然卒業をそっと待ってあげて下さい。


11. 一歳ですがやっとつかまり立ちする程度で歩きません。
赤ちゃんは一つ一つの段階を十分にこなし、ゆっくり発達していくことが重要です。早く歩かせようとすると、それ以外の機能とのバランスがとれません。歩行器は脊椎腰部筋肉の発育に悪い影響を与えることもあるし危険です。つかまり立ちを自然の環境でさせて下さい。発達は速度よりも段階を踏むこと。歩行は早くて十か月、遅くて十八か月くらい、むしろ遅いくらいがよいです。


12. 自分の玩具があるのに人のものを欲しがります(2歳2カ月)。
この頃は自己中心的で自分と他人のものの区別はつけられません。同じものでも他人のものを欲しがります。口で言っても理解できず親が焦って何とかしようと、すればするほど子どもの反感を買います。お母さんが一先ず謝って玩具を返しそこから離れるか、遊ばせながら気長に教えていくかです。

13. 我が儘を通さないと気がすまない性格で困っています。(1歳)
「いや」と言い始めたら自我が芽生えた証拠です。本当は喜ぶべきなのですが。ただ、人に迷惑をかけること、危険なことは毅然として止めさせて下さい。そしてお母さんが、新たな興味を持つようなものを楽しげなことを見せて心をこちらに向けさせて下さい。

 お母さんの産後のこと

1. 授乳中でも月経はくるのでしょうか。
授乳期や更年期には無排卵性月経がみられることがあります。授乳期には脳下垂体から乳房に働き母乳を出すプロラクチンというホルモンが出ます。これが卵巣の働きを抑えるので、月経が起きにくいのです。しかし2〜3か月すると授乳時間以外はプロラクチンがあまり出なくなるので、出ない間に卵巣が働くようになります。しっかり母乳が出ていないと、次第に働きが強くなってきた卵巣が機能して排卵が起こり月経がきます。授乳中でも妊娠することはあります。

  



HOME
社団法人 日本助産師会静岡県支部
〒418-0063 静岡県富士宮市若の宮町201
Phone/Fax:0544-28-5530